【実際、留学で英語は上達するのか?】英語にまつわる4つの質問。
こんにちは。
今回のトピックはずばり「英語」についてです。
帰国後、留学について様々な質問をされるわけですが、
その中でも特に聞かれるのが、
「英語話せるようになった?」
という質問。
よく聞かれる質問ナンバーワンといっても過言ではないです(笑)
まあお金も時間もかけて英語を学ぶっていう選択をしたわけだから、
どの程度話せるようになるのか、そりゃあ気になりますよね。
でも私自身この質問をされると、
「どのレベルをもって話せるって言っていいんだろう?^^;」
ってちょっと怖気づいちゃったりします。
(本当はこれ良くないんですけどね!レベルなんて関係なく、
コミュニケーションがある程度取れたら"話せる!"って胸張ればいいんですけど。)
少し話は逸れましたが今回は、
「実際どのぐらい英語が話せるようになったのか?」
「どうやって学習した?」
「帰国後も英語力をキープしてる?」
「英語を話す事のメリットは?」
などなど、英語学習に関するトピックについて書いていきたいと思います!
1. 留学前後でどのぐらい英語力が伸びたのか?
まず、一口に「英語力」っていっても色々な捉え方があり・・・
細かく挙げていくととキリがないのですが。
とりあえず今回は、
①TOEICの点数 ②コミュニケーション能力 ③ライティング能力
の3項目に絞りました。
①TOEICの点数
一番シンプルで分かりやすい指標がこれです。点数がバチっと出るので。
結果的に言うと、TOEICの点数は伸びました。どれくらい伸びたのかというと・・・
留学前(2018年5月) TOEFL ITP 560 (≒TOEIC 750)-→ 留学後(2019年12月) TOEIC 830
・・・TOEIC同士で比較しろよ!って思いますよね。スミマセン。
留学前に受けたのがTOEFLであったため、正確な比較はできないのですが、
換算表を参考にしてTOEICスコアにしました。
およそ80点UPしたわけですが、
私自身これがどの程度の成長なのかよく分かっていません(笑)
というのも、特にTOEICの点数UPを目標にして留学していたわけではなかったので、
点数を何点伸ばす!とあまり意識していませんでした。
(留学後のTOEICもほぼノー勉強で受けました。)
ちなみに私の周りの留学経験者の中には、
TOEIC800点台後半~900点台の人もざらにいるので、
点数自体がずば抜けて高くなったかというと、そうではないと思います。
留学経験ナシで900点以上取る方も全然珍しくないですし。
なので結論として、
”留学中に英語を勉強していく中で、
TOEICで測られるような英語力(リスニング、文法、速読...etc)も自然に身に付く。"
という事は言えると思います。
②コミュニケーション能力
留学先で一番伸びしろがあるのが、
この"コミュニケーション能力/会話力"ではないでしょうか。
(「英語話せるようになった?」と質問してくる人もここを聞きたいはず(笑))
私自身も、ここが一番成長したんじゃないかなって思います。
ちなみに、留学当初はレストランでの注文方法すら分からず(笑)、
知識としての英語は人並み程度にあったと自負していますが、
会話に関してはほぼゼロからのスタートだったんですね。
そこから、ネイティブの話す英語をとにかく聞いて、メモして、真似して、
直して、また聞いて・・・・の繰り返し。
そして最終的には、 街で会った英語ネイティブと日常会話ができる、
ぐらいには成長しました。(伝わるかな?)
いまだにネイティブスピーカーがグループで弾丸トークを始めたり、
分からない単語を連発されると瞬く間についていけなくなるので、
コミュニケーションに不安が残る面もあります。
ただ、大体の場面でリラックスして、
何より楽しんで会話できるようになったのは大きいと思っています。
③ライティング能力
意識しないと中々上達しないのが、ライティングではないでしょうか。
というのも会話では、
簡単な単語だけでもOK、
文法もちょっとぐらいおかしくてもOK!だったのが、
文章となると、語彙・文法・文章構成など細かな部分にも注意を払わなければならず、
また知識も必要になってくると思います。
ただ、留学して授業を受けるのであれば、
否が応でもこのスキルは身につくと思います(笑)
留学前は、英語で文章を書くなんてレポート用紙1枚が限界だと思っていました。
しかし、留学先では5枚、6枚、7枚...なんてレポートをざらに出され、
出されたからには書くしか無いんですよね。
で、何枚か書いてみると、書き方のコツが身についてくるんですね。
例えば、この言い回しって自然かな?って思ったら、
実際にGoogleでその言い回しを検索にかけて、
記事やウェブサイトで使われているかをチェックしてみたり、
Google Scholar等で同じ分野の論文を読んで頻出単語をメモして見たり・・・など。
(当たり前の事かもしれませんが;;)
その学習方法は今でも実践していて、かなり役立っていると感じています。
2. 英語学習で大事なことは?
私が英語学習で大切だと感じた点を書いていきたいと思うのですが・・・
具体的・効率的なポイントは色々な方が書いてくださっていると思うので、
あくまでも私個人が感じた事を。
私の中ではやはり、
自分が英語で好きになれるものを見つける
に尽きるかな、と思います。
人との関わりが好きな人はとことん会話を通して学んでいたし、
音楽が好きな人、ドラマが好きな人、社会問題に興味がある人・・・など、
自分がもっと知りたい!話したい!と思える何かがある事が、
英語上達には大事なのかなーと身に染みて感じます。
だから「彼氏彼女ができると英語が上手くなる」んですよね(笑)
私の場合は海外の料理やファッション、メイクが好きだったので、
インスタグラムやYouTubeでそういったアカウントをフォローして、
英語の投稿を観たり読んだりを自然にしていました。
「やらなきゃいけない」といった強制感は全くなく、
むしろ大学の勉強そっちのけで見ていた時もあったぐらい没頭してました(笑)
英語である事を忘れるぐらいハマれる何か、(人、趣味...etc )
が見つかれば、英語の習得は速くなるはずです。
また、「失敗を気にせず安心して話せる環境」も大切だと感じています。
私の場合は、
一番初めに友達になったのが他のアジア圏からの留学生達だったのですが、
これが結果的に私の英会話力を伸ばすキッカケになったと思っています。
というのも、他のアジア圏の学生達も、
みんながみんな100%正しい英語を話しているわけではないんですよね。
けれど、とにかくみんな話します、しかも自信を持って(笑)
その環境の中に身を置いているうちに、
「間違いなんて誰にでもある事」「少しおかしくても伝える方が大事」
「とにかく話そう!分からなかったら聞こう!」
といったスタンスが身についていきました。
3. 帰国後の英語力について
帰国後も英語力をキープできているのか・・・という問いについては、
「半分YESで半分NO」だと思います(笑)
幸いにも、今現在わたしが住んでいるシェアハウスに外国人がいたり、
ゼミの教科書が英語だったり、と比較的環境には恵まれているので、
コンスタントに英語を使う機会はあります、が、
使う時間が減った分、スムーズに言葉が出てこなかったり、
「あの単語何だっけ・・・」という現象がよく起こるのも事実です(笑)
もちろん逆もしかりで、
英語を使う時間を増やすと、段々感覚が戻ってくるんですけどね。
なので、英語力の向上もさることながら、
キープするのは意外と難しいかもしれないです。
4. 英語を学ぶことのメリット
ここまで、"英語" について長々と書いてきましたが、
どうしてそんなに頑張って英語を勉強するのか?
わざわざ英語を学ぶメリットってある?
とシンプルに疑問に思う方も少なくないかな、と思います。
(私の友人もそうでした(笑))
私が声を大にして言いたいのは、
英語ほど多くのアイデアが知れて、
世界中の人と繋がれる言語は無い。 という事です。
日本語では1万件しか出てこない検索結果が英語だと10万件出てきたり、
日本語で調べると日本人が発信したものしか基本的に出てきませんが、
英語ではありとあらゆる人・地域の考えが知れたり。
あと、日本では〇が正しいと考えられていたものが海外では×が正しかった、
みたいな事もよくあるので、
英語で調べられると客観的視点が身に付くかなと思います。
世界には、日本とは全く異なる価値観が多数存在していて、
それを知ることで改めて自分を見つめ直すことができる、
その結果として、より多くの考えに共感できるようになる、
それが「価値観が広がる」という事だと私は考えています。
だとしたら、英語を学んで使う事自体が、
自分の人間的な成長に大きな影響を与えているのは事実で、
それこそが英語を学ぶメリットなのかな、と私は思います。
以上長くはなりましたが、今日は"英語"について書いてきました。
感想文になってしまった気がしていますが・・・^^;
まあそれがブログ!という事でご容赦ください(笑)
では、皆様よい一日を^^