ハワイ留学生の生活ブログ

ハワイ留学生の生活ブログ。

ハワイへ留学していた女子大学生によるブログ。

ヘルシーを選ぶように、ポジティブを選ぶ。

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ヘルシーである事と、ポジティブである事。

私は、ポジティブである事って、ヘルシーである事と、

そう変わらないのではないかと最近思います。

それは、ポジティブもヘルシーも良いに決まってる!ということでは全くなく、

ポジティブもヘルシーも自由に選択する権利があるし、

あえて選択しない権利もあるということ。

そして、ヘルシーもポジティブも意識、というか思考の問題だという意味で、

似ているなと感じます。

 

一般的に、ジャンクフードを食べたりお酒をたくさん飲んだりするよりも、

 野菜を積極的に摂ったり、定期的に運動を取り入れたり、といった、 

"ヘルシー"な生活を送った方がいいとされています。

 それは、健康のため、毎日のパフォーマンスのため、セルフイメージのため、

などの様々な理由でいいと言われていると思うのですが、

じゃあ、24時間365日ヘルシーな生活ができるか、といったらそうではない。

 

もちろん、私もヘルシーでいる事に越したことはないと思っています。

ただ、ヘルシーに固執するあまり、

逆に体が不健康になったり、ストレスを感じたりしたら本末転倒です。

私たちは人間ですから、

いくらヘルシーを目指していても、"unhealthy(不健康)"が必要な時がある。

ストレスが溜まった時はジャンクフードを食べたいし、

疲れている日は一日中部屋でゴロゴロしていたい。

自分が必要なら、そして自分が幸せなら、

unhealthyだって全然選んでいいんだと思います。

 

ポジティブとネガティブもそういうものだと思います。

毎日を快適に過ごすため。仕事を効率的に行うため。

良い人間関係を築くため。自分の人生に満足するため。

それらを達成したいのならば、

自分、そして周りの人・環境・出来事の良い部分に着目し、

それらに感謝することに越したことはない。

これを私は"ポジティブ"な思考だと考えています。

けれど私たちは、誰もが皆おなじぐらい楽観的なわけではないし、

楽観的な人であっても常にポジティブでいられるわけではありません。

皆が皆、毎日様々な感情を抱きながら生きています。

だから、ネガティブな感情を否定する必要はないわけで。

悲しい時はうんと泣いていいし、怒りたい時はわめけばいいし、

悩みたい時は死ぬほど悩めばいいし、病みたい時はどん底まで病めばいい。

 

ネガティブを責めずに、ポジティブを選択する

でも、ネガティブな感情を解放し、その感情と向き合った後、

ずっとネガティブな思考のままでいるかどうかは、

自分で ”選択できる” と思うのです。

ネガティブでいて、どんなにあなたが辛くても、

真の意味で誰かが助けてくれるわけではありません。

ネガティブな思考を続けたままでは、

きっとどのような人・環境・出来事に対してもネガティブの視点を持つだろうし、

その分、ネガティブな感情を感じることも多くなるはずです。

 

だからこそ、もしネガティブな自分でいて幸せではないのなら、

ポジティブな思考を選ぶ必要があると思います。

それは別に、今この瞬間からハッピーにならなければいけない、という話ではなく、

"自分の思考パターンとポジティブな思考法を知っていること"

に過ぎないのかもしれません。

つまり、ポジティブを選ぶということは、

今この瞬間から「あー嬉しい!」「私はポジティブだ!」というような

ポジティブな感情を感じなければならないのではなく、

ポジティブな思考と比べて、自分の思考にはどんな癖があるのか、

と認識することだと思います。

 

"知っている" "認識している"ということは、それだけで大きな力を持ちます。

例えば、体調不良の時にその原因が分かっているのといないのでは、

同じぐらい体調が悪かったとしても、心の安定度は異なると思うんです。

また、あなたが面接を受ける時に、

質問内容を事前に分かっているのと、分からないまま受けるのでは、

緊張の度合いや、自分の考えをどの程度伝えられるかが変わってくると思います。

 

だから、ネガティブな感情そしてその思考に陥って、

自分や他人を責めたり、不安・辛い・苦しいと感じても、

「どうして私はいつもこうなんだろう。」

「自分は一生幸せになれない。」

とネガティブ思考がただ堂々巡りするのではなく、

その原因が自分の思考パターンの一部分にあり、

それ以外の考え方や捉え方も存在する、むしろ、存在して当然だと知っていることで、

わたしたちの心は安定する、少なくとも「絶望」では無くなるはずだし、

そして、じゃあどうすればいいか、と次の一手が打ちやすくなると思います。

 

○○な自分に縛られないで、選択していく力

少し話は逸れましたが、"ポジティブな思考"とは"個人が選ぶ"ものであり、

必ずしもポジティブでいなきゃいけないわけではないですし、

常にポジティブで居ることには逆にデメリットもあると思うんです。

でも、ポジティブでいること=自分を受け入れること、周りに感謝すること、

失敗からも何かしらの学びを得る事...etc

それらがあなたにとって、総合的に考えて幸せだと感じるならば、

その思考を選んでいけると思うし、

自分のできる範囲で意識して、少しずつ実行できていくと思うんです。 

  

最初からヘルシーな食生活だけを好んでいる人ってごく少数なはずで、

ほとんどの人は何らかの目的や理想像があって、ヘルシーな食生活を選んでいる。

そして、選ぶからこそ実際に身体がヘルシーになって、

そこで幸せを感じるからこそ、ヘルシーがもっと好きになる。

ポジティブな思考からポジティブな行動が生まれて、

その行動を実践するから、実際に幸せだったりポジティブな感情が生まれる。

そしてポジティブな感情が生まれるから、ポジティブがもっと好きになる。

でも、最初からポジティブな感情になろうと一生懸命になる必要もなく、

 

「私はいつもこう考えるけど、こういうポジティブな考えもあるんだよなあ」

「私はネガティブで生きてきたけど、そのポジティブな考えも選んでいいんだよなあ」

「ネガティブになりたい時もあれば、ポジティブを選んで幸せになる時もあるんだよなあ」

 

と、ただ意識しているだけでよい。 

 

ヘルシー/アンヘルシー、ポジティブ/ネガティブ、と、一概に区別はできないし、

私たちは一人一人異なる心身を持っているからこそ、

そういうレッテルを貼る事自体がナンセンスなのかな、と思ったりもします。

ただあえて言うならば、

こういう概念に縛られたり、自分を決めつけたりするよりも、

自分で柔軟に選択していく姿勢が必要だと思ってこの記事を書いています。

 

 

ここまでつらつらと書いてきましたが、

あくまで一個人の考えなのでこれが全員にとって正しいと言えるわけではないです。

ただ、どこかの誰かにとって、何か一部分でも参考になれば嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

 

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