ハワイ留学のあれこれ~①大学編~
"ハワイ留学" と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持たれますか?
私は現在ハワイにある大学に留学中なのですが、
「楽しそう!」「日本人多そう」「毎日海行ってそう(笑)」
などと友人からはよく言われます。
というわけで、
実際、ハワイ留学ってどんな感じなの?
について、ぶっちゃけて書いていきたいと思います。
ハワイ留学を考えている方はもちろん、そうではない方にも、ハワイ留学のリアル、そして魅力について知ってもらえたら嬉しいです。
今回は、大学生活について話していきたいと思います。
大学
私が通っているのはハワイ/ホノルルにあるハワイ大学マノア校です。University of Hawaii at Manoaが英語の正式名称。通称UHといいます。
キャンパスは海から少し離れた場所に位置していて、Upper とLower キャンパスの2つに分かれています。
Upperキャンパスの中心に「Campus Center」 という建物があり、1階に売店、2階にはカフェテリアが入っています。
売店ではハワイ大学のロゴが入ったグッズを買うことができるので、観光客の方の姿もちらほら目にします。トレーナーや大学Tシャツがおすすめです。
2階のカフェテリアでは、ハンバーガーやサンドイッチ、また丼ものの弁当なども売られています。オーダーしてから作ってもらえるので、出来たてを購入できます。ハラールやベジタリアン向けなどオプションも充実しています。その他に、スタバやサブウェイ、ハワイでは有名なスムージー専門店ジャンバジュースもあります。
このカフェテリアの他にも、あと2つ食堂があり、1つはバインミーやフォーなど、ベトナム料理中心で、ヘルシー志向の学生に人気です。もう片方は、Dunkin DonutやPANDA EXPRESS(アメリカン中華)など、ハワイでは身近なチェーン店が数店舗入っています。またあまり利用したことはないのですが、お昼どきになるとフードトラックが5、6台きています。
図書館
図書館は計3つあるのですが、設備は・・・正直なところ、いいわけではないです(笑)今時なかなか目にしない木製のイスだったり、充電できる机が限られていたりするので、図書館に関しては日本のほうが整備されているかなあと思います。ただ、テスト期間になると、無料で食事やマッサージを提供してくれるサービスがあったりするので面白いです。
また、Campus Center の隣にはジムが併設されており、ハワイ大学の生徒なら誰でも無料で利用することができます。こちらの学生にとって、ジムに行くことはもはや日常というか、とにかく、男女問わず多くの学生がジム通いしています。
専攻
私の専攻は「Travel Industry Management」といって、日本語だと観光経営学という学部です。観光業が発展しているハワイだからこそ充実している学部で、ホスピタリティやホテル運営、観光マーケティングなど幅広く学ぶことができます。
他にもハワイ大学には、海洋学やアジア・ポリネシア文化など、ハワイならではの学部が多数あります。
時間割・授業
私の後期の時間割がコチラです。
かなり暇そうですね(笑)ハワイ大学の授業は主に、1クラス3単位で、私は12単位必要だったので4クラス履修しました。
それぞれ、初級韓国語(KOR)、女性学入門(WS)、観光マーケティング(TIM)、フラダンス(HULA)になります。
韓国語を取ったのには理由があり・・・ハワイにはアジア系アメリカ人やアジア留学生が多くいるので、アジアの言語に触れる機会って本当に多いんですよね。逆に言えば、アジアの他の言語を学ぶにも適した環境だと思います。トリリンガルになりたい!という強い志はないのですが、どうせならこの環境を活かしたいなあと思い履修しました。
ちなみに前期は、英語リスニングとライティングの授業を1つずつ、観光学入門、民族学の授業をとりました。
「授業は大変?」とたまに聞かれるのですが、授業による!というのが正直なところです。ただ、毎回課題を出されたり頻繁にテストがあったりするので、日本の大学にいたときより勉強に割く時間は長くなっていると思います。
なので、日本にいるときより空きコマは多けれど、課題も多いのでどっこいどっこい、というのが本音です。
テスト
私がハワイに来る前は、アメリカのテスト=難しいというイメージが強くあり、日本でろくに勉強してこなかった私は大丈夫なのだろうか・・・と不安でした(笑)
実際に受けてみて思ったことは、
・エッセイ(ライティング)が多い
・暗記は日本のほうが多い
・頑張っている人はちゃんと報われる
ということです。
私の最終テストは、4クラス中、3つがエッセイでした。留学前は英語でエッセイなんて書いたことがなかったのですが、授業を受けているうちにだんだん慣れてきます。一方で、覚えなければならない事項は日本のテストよりは少ないと思います。というのも、エッセイ以外はマーク形式が多いので、一語一句間違えずに覚える!というのは必要ないです。(より専門的な授業はわかりませんが・・・少なくとも留学生がとるような授業はそうだと思います。)
そして、授業に参加し課題もきちんと提出していれば、たとえ最終試験でミスをしても単位はとれるはずです。私の聞く限り、どの授業も出席率や課題の評価、小テストの点数などもかなり最終評価に関係してきます。逆に言えば、最終試験で巻き返そうと思っても、時すでに遅し。なんてことにもなりかねないです。
ちなみに、アメリカの大学ならでは?(なのかな?)で、テスト期間に行われるイベントがかなり大がかりです。食堂は夜通しオープンしていて毎日パンケーキやらチキンやらを無料で食べることができます。また、図書館にはマッサージやドッグセラピーを受けられるコーナーが設置されていました。
サークル・課外活動
ハワイ大学にはいくつかサークルや団体がありますが、日本と比べたらあまり活発ではないです。私が知っている限りだと、留学生支援サークル、コリアンやジャパニーズクラブ、また、学部団体あたりが挙げられます。留学生支援サークルはハイキングや海に行くイベントを企画してくれるので、私もよく参加しています。その他にもボランティアなどがあると聞いたことがあります。また、キリスト教など宗教系の団体もちらほら見かけます。
英語学習
留学の一番の目的なので、これがおろそかになってはどうしようもないですよね。
まず、とにかーく聞かれる質問が
「ハワイって日本人が多いけど英語身につくの?」
答えは・・・
ちゃんと身に付きます!(笑)
大学の授業はもちろん全て英語だし、街に出ても基本は英語です。
ただ、基本的な英語を覚えた後にどれほど上達するかは人それぞれだと思います。
実際、大学内外問わず日本人は多いので、日本人コミュニティに居続けることもできちゃうんです。となると、日常生活で使う最低限の英語を覚えてしまえば、英語を上達させる必要が無くなってしまうんですよね。
私は運が良かったのか、留学始まってすぐに仲良くなったのが、他のアジア系の留学生の子たちでした。なので、ご飯を食べるときや遊ぶときも全部英語でした。彼らは私よりも英語ができたので、本当に勉強になりました。逆に、英語がまだまだだった私と仲良くしてくれたことに感謝です。
というわけで、英語に関していうと、日常最小限の英語は身に付く!そのあとどれだけ上達できるかは自分次第。です。
まとめ
大学生活についてざっくりまとめてみましたが、いかがでしょうか。もちろんハワイ留学でも、学校によって雰囲気は様々だと思います。なので、ハワイ留学の一例として、少しでも参考になればうれしいです。
では、今日も良い一日をお過ごしください!aloha~♪