ハワイの治安とホームレスの多さについて

こんにちは。

天気が良く海も空も綺麗で人も優しい、理想の観光地のように思われるハワイ。私自身、「まあ不満は物価ぐらいかな・・・」と最近考えていたのですが、馴染みすぎて忘れていました。

ハワイの最大の社会問題ともいえる、、、

ホームレス人口の多さ。

日本にもある程度はいますが、その比じゃないぐらいホームレス人口が多いんです。

ホームレスが多いとなると治安も気になるところ。というわけで、今回はハワイのホームレスと治安について書いてみます。

ハワイのホームレス人口

ハワイ州というと色々な島が入ってきてややこしいので、今回はホノルルがあるオアフ島に絞ります。2019年時点でオアフ島のホームレス数は約4,500人となっています。オアフ島の全人口が大体100万人なので、約220人に1人の割合になります。

日本のだと、総人口約1億2千万人に対してホールレス数5000人、つまり2万4千人に1人の割合になるので、ハワイのホームレス数がいかに多いかお分かりいただけると思います。。。

原因・対策は？

ホームレス問題の大きな原因と考えられているのが、家賃の高さ。出稼ぎや移民としてハワイに移住するも、家賃が高すぎて払えない、住居を借りられないという状況が多いそうです。加えてアルコールや薬物への依存や、低所得者への不十分な医療などもホームレスとなる要因だそうです。

対策として、住居の提供や支援金の支給などが行われていますが、まだまだ解決には至ってはいません。

じゃあ治安は？どのエリアが多い？

ホームレスが多いと治安も悪そう・・・。

と思われがちですが、実際はそこまで悪くはない、と思います。

確かに見た感じはよろしくないというか、クリーンな印象に欠けるので、観光地としてはマイナスなイメージだとは思います。しかし、ぼったくりやスリ等に遭うことはほぼ無いです。

「10ドルちょうだい」などと話しかけてきたり、クスリをやってる場合は道やバスで騒いだりと、迷惑だなと感じることはあります。ただ、しつこく絡んでくるようではないので、アメリカ本土よりか治安は良いと思います。（ロサンゼルスはぼったくりが凄まじかった）日本より悪いのは確かです。

エリアとして目立つのは、チャイナタウンです。

（昼のチャイナタウン）

（夜のチャイナタウン）

写真だと写っていませんが、いつも道沿いにホームレスの方が座っています。昼間はそれなりに人通りも多く心配はないと思いますが、夜一人で歩いていると危ないので注意した方がいいです。念の為に。(あと臭いが少々キツイ・・・)

観光地エリアのワイキキ・アラモアナにも一定数います。特にワイキキビーチの陰の方は、夜になると誰かの寝床になってます。お金プリーズと書かれた看板が立て掛けられていたり、ゴミ箱を漁っている光景も目にします。

実際に住んでいて思うこと

ホームレス数は・・・やっぱり多いです。道端ももちろんですが、特に公園。私の家の近くの公園では、ホームレスの方々が集まって何かが開かれていることもあります。あと、少し気になるのがファストフード特にマ〇ドナルド食べている方が多いということ。やっぱり安いので。そのため、ホームレスの肥満も問題になってるみたいです。

ハワイの住み始めは正直少し怖かったのですが、最初に述べた通り今ではあまり違和感がないというか。良い意味でも悪い意味でも。

あと家賃やドラッグ問題に加えて、年中暖かく雨が少ないハワイの気候だからこそ、こんなに増えてしまった気がします。一年中外で寝れるので。加えて、働きたくない等の理由からホームレスで居続ける人もいると聞きます。ホームレスであることを選ぶのも自由ですが、やはり観光地であることを加味すると印象は良くないと言われています。し、私もやはりそう思います。

皮肉にも、観光地であるがゆえに土地代が高く、住民がホームレスにならざるを得ないという・・・ハワイの裏の顔ですね。

ハワイ州の施策が上手く機能することを願います。

観光客の方はあまり警戒する必要はないですが、一応ご参考までに。

ではでは、また。